丹波黒豆を7月初めに蒔き、葉が大きく成長してきましたが、マメコガネ、カメムシがついてきました。対策として見つけたら取り除いていますが、寄りつかないように草木灰を散布しました。
葉を食い荒らすマメコガネ
葉や茎の汁を吸うカメムシ
草木灰を散布
カマキリ(益虫)もいました
野菜作りは安全な野菜を安心して食べられるように、極力、農薬を使用しないように心がけています。病害虫対策としては連作障害が出ないように、作る野菜をローテーションしたり、コンパニオンプランツの利用や完熟たい肥の使用、マルチ、防虫ネットの使用などをしています。害虫は見つけ次第、取り除いていますが、むしろ、クモやテントウムシ、カエルなどが害虫を捕食してくれているのではないかと思います。多少、食害にあってもいいかと思っていますが、収穫した野菜から虫が出てくると少し残念な気持ちになります。
今、2か所の畑で野菜などを作っています。一方の畑は以前は水田として使われ、耕作放棄地となっていたものです。土は粘土質で水はけが悪く、雨が降るとなかなか水が引かず泥沼のようになり、天気が続くと土がコンクリートのように固まり、耕すのも大変でした。毎年、牛糞たい肥や腐葉土、もみ殻などを入れて土の改良を図り、水はけも徐々に良くなってきています。ニンニクやニラ、ラッキョウなどのネギ類、オクラ、ウコン、里芋、枝豆などを作っています。今年は、里芋の成長が良く、大きな葉をつけてきました。11月の芋ほりが楽しみです。もう一方の畑は大昔には付近を川が流れており、川が運んだ土砂が堆積した土地で砂質です。水はけが良く、20年近く畑として利用されており、土は肥えています。こちらではトマト、なす、ピーマン、スイカ、ズッキーニ、トウモロコシ、さつまいも、ネギなどを作っていますが、いずれも成長が良く、たくさん収穫できています。それぞれ、土質の異なる畑ですが、土の特徴にあわせた野菜作りを考えています。
無農薬で有機肥料を使って、いろいろな果樹を育てています。一番多いのはかんきつ類で温州ミカンやポンカン、シークワーサー、オレンジ、夏みかん、レモン、タンゴール類のせとか、イヨカンなどがあります。5月にはミカンの花が咲き、良い香りで満たされます。アゲハ蝶がよく飛んできます。以前は幼虫を見つけると取り除いていましたが、今は木も大きく成長しているので、放任しています。カミキリムシは見つけたら駆除しています。
次に多いのが、ベリー類でブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、マルベリー、野生のキイチゴ(モミジイチゴ、カジイチゴ、エビガライチゴ、草イチゴ)などです。今、ブルーベリーとブラックベリーが実を付けています。収穫した実はそのまま食べたり、ジャムにしたりしています。
ブルーベリーの実
ブラックベリーの実
他にも柿、ビワ、ザクロ、グミ、ユスラウメなどが植わっており、四季折々の花や実を楽しんでいます。